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「1分で話せ」の書評・要約まとめ【伝え方を知らない90%の人は損をしています】

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なやむ人
1分で話せの書評と要約を知りたい。

 

そんな疑問を解決します。

 

「1分で話せ」はヤフー株式会社Yahoo!アカデミア学長として有名な伊藤 羊一(いとう よういち)氏が執筆した、大事なことだけをシンプルに伝える技術について書かれた本です。

 

現在は37刷、45万部突破のベストセラーとなっており、とくにビジネスパーソンから絶大な支持を得ています。

 

本書では、ソフトバンク孫社長にも認められた最強プレゼンターである伊藤氏が「伝わる話し方とは何か」について解説しています。

 

 

 

人への伝え方を身に付ければ、これからの人生のどんな場面でも生かすことができます。

 

たとえば、仕事でのプレゼン、プライベートでの友人関係・恋愛・趣味などの両方に伝える力は大きな力を発揮します。

 

伝える力を鍛え、人生をより良く生きたい人にとって本書は価値のある一冊です。

 

そんな「1分で話せ」ですが、いまならAmazonのAudible(オーディブル)で、30日間無料で視聴することができます。無料登録したあとに、オーディブルの中で「1分で話せ」を検索して今すぐ聞いてみましょう。

 

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1分で話せの基本情報

「1分で話せ」の基本情報についてはこちらです。

 

書名:1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

著者:伊藤 羊一(いとう よういち)

出版日:2018年3月14日

本体価格:¥1,540+税

 

内容は序章と第7章までの合わせて8章で構成されています。

 

具体例が豊富で読みやすい本だと感じました。

 

大事なことだけシンプルに伝える技術を身に付けるには、どのような方法があるのでしょうか。

 

本書の要約と書評、まとめをご紹介していきます。

 

1分で話せの要約まとめ

 

1分で話せの要約まとめは以下の3つです。

 

要約①:「伝える」ための基本事項

要約②:ロジカルな1分ストーリーを考える

要約③:いらない言葉をいかに削るか

 

順番に解説していきます。

 

要約①:「伝える」ための基本事項

伝えることの目的は「相手を動かすこと」です。

 

なぜなら、伝えること・プレゼンをすることは「聞き手が自分の望むゴールにまだいない」ため必要なものだからです。

 

言葉を使って、自分が望むゴールに相手を動かしていくことが大事です。

 

「相手を動かす」伝え方を考えるためには、次の3点を意識しておく必要があります。

 

  1. 相手は誰か?どんなことに興味があるのか?
  2. ゴールは何か?聞き手にどうしてほしいのか?
  3. きれいに話すことは重要ではなく、相手が動くためにできることをすべてやりきる

 

人に何かを伝えることを通して、とにかく相手を自分の望むゴールに動かしていくことが求められています。

 

要約②:ロジカルな1分ストーリーを考える

ロジカルな1分ストーリーを考えるためには、以下の「ピラミッドストラクチャー」を意識することが重要です。

 

「1分で話せ」 ピラミッドストラクチャー

 

ピラミッドストラクチャーとは、話には結論と根拠があり、その結論を1番上に、根拠をその下に並べたものです。

 

根拠は複数あることが多いので(目安は3つ)、ピラミッドのような形をしています。

 

このピラミッドを意識して人に伝えることができれば、話が長くなったり、伝わらなかったりすることがなくなります。

 

「1分で話す」の根幹である伝えようとすることの骨組み、つまり結論と根拠のセットが構築できれば、驚くほど説得力を増す伝え方ができます。

 

要約③:いらない言葉をいかに削るか

プレゼンでも資料でも「長い」とか「文字が多い」とか言われた経験はないでしょうか。

 

相手に伝える・相手を動かすためには、ピラミッドストラクチャーに合うものは残して、そうでないものは削る必要があります。

 

なぜなら、聞き手は必要最低限の情報のみを求めているからです。

 

たとえば、以下のような例が挙げられています。

 

  • 「基本的には」→不要
  • 「先に述べたように」→話をする際には不要
  • ブラッシュアップしていきます→磨いていきます

 

特に口頭で話す場合はなおさら、「スッキリ・カンタン」に話していくべきです。

 

1分で話せの書評

次に、私自身の「1分で話せ」の書評をご紹介します。

 

書評①:話が通じない理由を気づかせてくれる1冊

書評②:人への伝え方をレベルアップしたい人に読んでほしい1冊

書評③:「伝える力」の本質が学べる1冊

 

順番に見ていきます。

 

書評①:話が通じない理由を気づかせてくれる1冊

「自分の話がなぜか人に話が伝わらない」「人に何かを伝えることが苦手だ」

 

こんなことを感じたことはないでしょうか。

 

本書では、たくさんの例から、「人を動かす良い伝え方」と「人に話が通じない、良くない伝え方」を比較しています。

 

両者の違いを比較することで、なぜ人に自分の話が通じないのかという理由に気づくことができます。

 

人に自分の話が通じない理由に気づくことは、伝える力を伸ばすための第一歩であるといえます。

 

 

書評②:人への伝え方をレベルアップしたい人に読んでほしい1冊

人への伝え方をレベルアップさせ、大事なことだけをシンプルに伝えるための技術が本書に詳しく解説されています。

 

具体的には、以下のようなストーリーを考えて話をしていくとかなりの説得力を持つことができます。

 

人に伝わるストーリー

  • 前提を聞き手と共有する
  • 主張(結論)を明確にする
  • 主張を説明する根拠を複数用意する(できれば、3つくらい)
  • 意味がつながっているか「~だから、~だ」と読んでみてチェックする

 

 

私もこの4つのことを意識して話をすることで、自分の話がより短い時間で、より人に伝わりやすくなったと感じています。

 

人への伝え方をレベルアップしたい人に読んでほしい1冊です。

 

書評③:「伝える力」の本質が学べる1冊

人に伝えることの目的は、自分の望むゴールに人を動かすことです。

 

この目的を意識していなければ、人を納得させること・理解させることに力を注いでしまい、自分の求める結果が得られなくなります。

 

納得や理解だけでは人は動きません。

 

そのため、どのように伝えれば聞き手は動くのかを本書から学び実践することで、伝える力を大きく伸ばすことができます

 

本書オリジナルの「伝える前の整理ノート」を活用することで、相手を動かすことを第一に意識した伝え方を実践することができます。

 

「1分で話せ」 伝える前の整理ノート

 

「伝える力」の本質が学べるという点で価値のある1冊です。

1分で話せを読むべき人

私が考える、1分で話せを読むべき人は以下のような人です。

 

①伝えたいことがうまくまとまらない人

②ついつい話が長くなってしまう人

 

なぜなら、1分で話せには、筆者である伊藤羊一氏が現場で学び得られた伝える力(大事なことだけシンプルに伝える技術)に関する知見がつまっているからです。

 

筆者の伝える力のスキルを学ぶことで、思わずハッとするような気付きを得ることができます。

 

人に何かを伝えることが苦手と感じている人にとって価値のある一冊です。

 

1分で話せを読むべき理由

私が考える1分で話せを読むべき理由は以下の2つです。

 

理由①:相手を動かす伝え方を身につけることができる

理由②:1分で話す力をビジネスで活かすことができる

 

順番に見ていきます。

 

読むべき理由①:相手を動かす伝え方を身につけることができる

本書を読むと、相手を動かす伝え方を身につけることができます。

 

論理的に考えられた正しいことを聞いただけでは人は動きません。

 

「伝える」ための基本事項で学んだように、人を動かすためには相手のことを1番に意識して話を組み立てていく必要があります

 

世の中の多くの人が、相手を動かすことを意識した伝え方をしていません。

 

だからこそ、本書で伝え方のコツを得ることで周りに差をつけ、人生をより良く生きることができるようになりま

 

読むべき理由②:1分で話す力をビジネスで活かすことができる

1分で話す力は、ビジネスで活かすことができる力です。

 

なぜなら、忙しい上司や役員、取引先などはスッキリ・カンタンにまとめられた話の方が聞いてくれる確率が高くなるからです。

 

「1分で話せるように話を組み立て、伝えよう」と意識することで、自分の主張を少しでも相手の頭に残し、相手に動いてもらうことができるようになります

 

1分で話す力は会議、新しい企画のプレゼン、取引先との商談などビジネスにおける様々な場で役に立つ能力なのです。

 

 

 

1分で話せと一緒に読みたい本

 

最後に、1分で話せと一緒に読みたい、伝える力を磨くための本について2冊ご紹介していきます。

  1. 人を操る禁断の文章術
  2. 伝え方が9割シリーズ

 

順番に解説していきます。

 

①人を操る禁断の文章術

 

 

本書の内容

本書では、メンタリズムの得意とする 「人心掌握」「大衆煽動」のエッセンスを文章に応用し、読み手の心を自在に操る「メンタリズム文章術」を大公開。扱うテーマは、セールス、プレゼン、恋愛、依頼など、書き手の腕が求められるシーンを幅広く網羅。書くべき内容とその書き方が一目にわかるようになる。

 

相手の想像力を使って、最も激しく心を動かす文章術、すなわちメンタリズム文章術のプロである著者。

 

メンタリズム文章術のノウハウを詰め込んだ本書は、文章の持つ力を最大限発揮したいと考えている人に最適な一冊です

 

「人を操る禁断の文章術」については、「【書評】メンタリストDaiGoから学ぶ、人を操る禁断の文章術まとめ」の記事で詳しく解説しています。

 

②伝え方が9割シリーズ

 

 

本シリーズの内容

コピーライターの著者が、伝え方はセンスではなくテクニックと明言し、その方法をわかりやすく解説。恋人ができた、仕事がうまくいった、などこの方法で人生が変わった人が続出したシリーズ。

 

伝え方が9割シリーズは「伝え方が9割①」と「伝え方が9割②」の2冊があります。

 

「伝え方が9割①」では、人への伝え方についての技術を学ぶことができます。

 

「伝え方が9割②」では、前作で学んだことを実践で生かしていく方法が中心に書かれています。

 

人への伝え方のコツをつかんで、人生を良い方向に変えていくためのヒントになる本です。

 

「伝え方が9割」については、以下の2記事で詳しく解説しています。

【感想】伝え方が9割。人への伝え方を苦手から得意にする方法がわかる!

【感想】伝え方が9割 2のまとめとレビュー!伝え方で人生を変えよう!

 

まとめ:伝え方を知らない90%の人は損をしている

「1分で話せ」で解説されている、人に伝える技術のエッセンスを感じ取ることができたでしょうか。

 

伝え方の技術は、多くの人が意識したことも知ることもありません。

 

そのため、知っているか知っていないかで大きな差が付きます。

 

伝え方の重要性に気が付いた今がチャンスです

 

伝える力を鍛えて仕事とプライベートの両方を充実させ、これからの人生をより良く生きたい人は、本書を手にとってみることをおすすめします。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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