そんな疑問を解決します。
沈黙のWebマーケティングは、検索集客を軸としたWebマーケティングのコンサルティングやコンテンツ制作で有名な松尾茂起氏が執筆した「沈黙シリーズ」の中の1冊です。
「沈黙シリーズ」は累計10万部を突破し、それぞれAmazonランキングのベストセラーになっています。
Webマーケティングとは、Webを通し、その商品の価値をあらゆる形で顧客に届ける一連の施策のことです。
本書では、人の心を動かすWebマーケティングの手法を学ぶことができます。
Web集客で悩むすべての人へ解決の道筋を示してくれること間違いなしです。
もくじ
沈黙のWebマーケティングの基本情報
沈黙のWebマーケティングの基本情報についてはこちらです。
書名:沈黙のWebマーケティング─Webマーケッター ボーンの逆襲─ アップデート・エディション
著者:松尾茂起
出版日:2020年10月1日
本体価格:¥2,420(税込)
内容は9つのエピソードに分かれており、全部で495ページとボリュームが多めです。
Webマーケティングで成果を上げるためにはどんな考え方が必要なのでしょうか。
本書の要約と書評、まとめをご紹介していきます。
沈黙のWebマーケティングの要約まとめ
沈黙のWebマーケティングを3点にまとめました。
要約①:Webデザインの本質は言葉
要約②:人間心理に響くコンテンツを作れ!
要約③:ソーシャルメディアに露出起点を!
順番に解説していきます。
要約①:Webデザインの本質は言葉
本書では、Webマーケティングで重要なことは次の3つだと示されています。
読者(お客さま)が知りたいと思う情報を発信すること
お客さまの疑問や不安を解消する情報をサイトに掲載することが重要です。
なぜなら、お客さまは何かの商品を買うとき、自分の不安を解消したいがために情報を集めるからです。
不安解消につながる情報はできる限り多く掲載することが必要です。
「コンテンツファースト」と「スマートフォンファースト」が大事
スマートフォンのユーザーは増え続けています。
そのため、スマートフォンの画面で閲覧しやすいサイトを構成する必要があります。
コンテンツを充実させていくこと
外側のデザインに過度にこだわるのではなく、ページに書かれている文章や詳細な画像などのコンテンツを充実させていくことが重要です。
なぜなら、ユーザーは外側のデザインではなくコンテンツを見たがってるからです。
ユーザーファーストを意識してWebマーケティングを行っていきましょう
要約②:人間心理に響くコンテンツを作れ!
SEOにおいて重要な外部からのリンク。
ただし、そのリンクは自然に集めなければいけません。(有料リンク・人工リンクはNG)
ユーザーの心に響き、「紹介したい!」と思ってもらえれば、ブログやTwitterなどでシェアされ、自然なリンクを獲得することができます。
また、シェアされるコンテンツを作る際には、「マズローの欲求五段階説」に注目するとより効果的にコンテンツをつくることができます。
なぜなら、ソーシャルメディア上で何かのコンテンツをシェアしたい人は、「所属と愛の欲求」、「承認欲求(自己顕示欲)」の2つが強いからです。
「所属と愛の欲求」「承認欲求(自己顕示欲)」を満たすコンテンツが、人間心理に響くコンテンツとなり、シェアされます。
要約③:ソーシャルメディアに露出起点を!
どんなに優れたコンテンツも、露出しなければ見てもらえません。
だからこそ、露出起点をつくることが大事です。
本書ではおすすめの露出起点として「Twitter」が挙げられています。
- ほかのTwitterユーザーのコンテンツの露出・拡散を手伝う
- ほかのTwitterユーザーの役に立つ良質な情報(コンテンツ)をツイートする
この2点を意識してTwitterユーザーのニーズに応え、自分の声が届くフォロワーを大切にして増やすことが必要です。
沈黙のWebマーケティングの書評
次に、私自身の沈黙のWebマーケティングの書評をご紹介します。
書評①:Webマーケティングの本質が学べる
書評②:マンガ風ストーリーと解説の2本立てですらすら読める
書評③:ブログ初心者に最適の一冊
それぞれ見ていきます。
書評①:Webマーケティングの本質が学べる
この記事を読んでいる皆さんの中には、Webマーケティングを実施すれば商品の価値が2倍にも3倍にもなると思っている方もいるかもしれません。
しかし、Webマーケティングで伝えられるのはその商品が持つ価値の100%までです。
だからこそ、Webマーケティングを通じて人とコミュニケーションをしているという意識が何よりも重要です。
商品の価値を顧客に届けるためには、顧客の気持ちを考え、向き合わなくてはいけません。
一見すると見落としてしまいがちなWebマーケティングの本質が学べるという点で、価値のある1冊だと言えます。
書評②:マンガ風ストーリーと解説の2本立てですらすら読める
本書はマンガ風ストーリと解説の2つのパートに分かれています。
マンガ風ストーリー:簡単にわかりやすく内容を理解
解説パート:マンガ風ストーリの補足や詳しい内容が学べる
本を読むのが苦手な人でも、マンガ風ストーリのおかげで内容が頭に入ってきやすくなっています。
また、解説パートの内容も充実していて、Webマーケティングに今日から活かせる知識がたくさん書かれています。
バランスがとれた一冊で、楽しく、詳しくWebマーケティングを学ぶことができます。
書評③:ブログ初心者に最適の一冊
沈黙のWebマーケティングはブログ初心者が読むのに最適の一冊といえます。
なぜなら、SEOやWebデザイン、Webライティングなど様々な切り口からWebマーケティングを学べる1冊だからです。
私もブログを始めたことがきっかけでこの本を知り、手に取りました。
最初はWebやビジネスについて何もわからない状態なので、成功するためには必要最低限の知識は必要です。
これからのブログ運営において、本書で学んだWebマーケティングの本質や知識は自分の強みとなってくれると感じています。
沈黙のWebマーケティングを読むべき人
沈黙のWebマーケティングを読むべき人は以下のような人です。
①Webで集客をしたい人
②Webマーケティングの考え方を知りたい人
なぜなら、沈黙のWebマーケティングを読むことで、Webを通して商品の価値を伝えていく方法を学ぶことができるからです。
実際にWebマーケティングで成功している著者の考えや手法を学ぶことで、私たちも成功に近づく可能性が上がります。
Webマーケティングで悩んでいる人に贈りたい、Webマーケティングの本質が本書に詰まっています。
沈黙のWebマーケティングを読むべき理由
最後に、沈黙のWebマーケティングを読むべき理由について2点お伝えします。
理由①:正しいWebマーケティングの考え方を知ることができる
理由②:マーケティング手法を活かす場面はたくさんある
順番に解説していきます。
正しいWebマーケティングの考え方を知ることができる
本書を読むことで、正しいWebマーケティングの考え方を知ることができます。
正しいWebマーケティングの考え方を知ることはとても重要です。
なぜなら、そもそもの考え方が間違っていると、どれだけ努力しても成果がでないからです。
たとえば、同じ期間・同じ量の作業をこなしても人によって成果にばらつきがあります。
それは人によって考え方や成果に結びつける方法が異なるからです。
最短で結果を出したいからこそ、本書で正しいWebマーケティングの考え方を知り、実践に移すことが重要です。
マーケティング手法を活かす場面はたくさんある
ビジネスやプライベートの両方で、マーケティング手法を活かす場面はたくさんあります。
なぜなら、Webマーケティングは「人対人のコミュニケーション」だからです。
ビジネスやプライベートで、人と関わる機会は多くあります。
Webマーケティングを通して「人対人のコミュニケーション」を学び、より良い人間関係を築くことができるようになります。
沈黙のWebマーケティングのまとめ
結論として、沈黙のWebマーケティングは、初心者ブロガー必読の1冊だといえます。
私自身、実際に読んでWebマーケティングの本質を理解することで、ブロガーたちが本書をおすすめしている理由も何となくわかりました。
1つ注意点として、沈黙のWebマーケティングには、2015年発売と2020年発売の本の2種類があります。
今から読もうと考えている方は、最新のSEOに対応している2020年発売の「沈黙のWebマーケティング─Webマーケッター ボーンの逆襲─ アップデート・エディション」の方を読むのがおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。